習慣を変える

長年生きてくると、習慣を変えるのは難しいものだと実感します。禁煙など止める習慣も、始める習慣も、シニアを超えると簡単に出来るものではありません。どうすれば、習慣化ができるのか?本気で習慣を変えようと思い実行したプロセスについて触れてみたいと思います。

見える化

どんな習慣を変えるかは置いておいて、まず、どうなったら習慣化できたと判断するか?です。当然、ある程度の期間続いたらってことになるわけですが、それがわかる仕組みが必要でしょう。つまり、見える化が必要だと思うのです。

習慣化の内容によっては、YES/NOだけでは記録できないものもあります。例えば、回数を記録するものもあれば、時間を記録するものもあります。また、毎日ではなく毎週一回とか週に3回とか…。それらを、ストレスなく記録して、分かりやすく表示されるツール…そんなアプリがあればいいなぁ、と思いながら見つけたのが「Habitify」というアプリです。

             

ご覧のように、左が入力画面で、右が進捗画面です。入力は、項目左のまるをチェックするだけです。瞬時に進捗画面に反映されて常に最新の状態で確認できます。さらに、入力に関しては Apple Watch での入力も可能でいちいちPCを立ち上げたりiPhoneを手にする必要もないのです。おかげで、現在17項目について習慣化を試みていますが、記録するストレスは全くありません。

SMART

17個もの項目について習慣化するには、目標設定が重要になります。ここは、仕事で使う手法でSMARTを用いました。

Specific(具体的に)
Measurable(測定可能な)
Achievable(達成可能な)
Related(経営目標に関連した)
Time-bound(時間制約がある)

具体的な、の部分は、組織上は大切な部分ですが、個人の場合それほど難しくはありません。何故なら目標を共有する人が居ないからです。私個人が分かっていれば実行出来るからです。

Measurable(測定可能な)とAchievable(達成可能な)についても、ギリギリ達成可能な数値目標を設定できればいいわけですが、大切なのは、Related(経営目標に関連した)の部分です。ここでは経営目標ではないので、自分が目指す方向性に合っているかということになります。例えば、私は常日頃「健康であり続けたい」と願うので、そのテーマに添う内容になっているかということです。

そして、一番難しいのが「時間制約がある」という部分です。いちいち記録しなくても実行出来るようになるまで!ということでしょうけど、それが何時頃なのか曖昧だからです。厳しく3ヶ月後までとして、実際3ヶ月後にはそれが全て出来るようになったとしても、記録を辞めた途端にやらなくなる可能性は十分にあります。ここは、出来るだけ長くみて、年単位で想定した方が間違い無いでしょう。

以上のような考えでスタートした私の習慣化ですが、今のところまあまあの進捗で進んでいます。おそらく、無計画にスタートしていたら17項目のうち実行できているのは、数項目だったと思います。最低、1年は継続して、無意識に実行出来る状態になることを願うばかりです。みて頂けた方で、もし、習慣化に悩んでいたら、「Habitify」オススメですよ。