シェアする

僕は生きることを考えています。

僕は、生きることを考えています。

末期患者のケアを仕事とする看護師自身が余命わずかな患者となり、余生を問われた時に答えたセリフです。主人公の看護師は専門家です。100%死ぬことは分かっています。それでも、死に方より生き方を考える主人公の言動に、深く考えさせられました。

「エンド・オブ・ライフ」というこの本。読むのに2週間ほどかかりました。分厚いからではありません。読む場所を選ぶからです。普段は、通勤の電車の中で本を読むのですが、泣けちゃって人前では読めないのです。少し読んでは、伏せて涙を堪え、また読んでは、伏せて涙を堪えるの繰り返し。大変でした。

普段、人は死を意識しません。死を意識した時、初めて余生の生き方を考えるのでしょう。全ての人に間違いなく終わりがあります。普段考える機会がないからこそ、この本オススメです。生き方を考えるいい参考本になることでしょう。

シェアする

フォローする