おにぎり全品を環境包装 セブン、植物性プラ採用
コンビニエンスストア最大手のセブン―イレブン・ジャパンは7月中をメドに、おにぎり全品の包装を植物由来の原料を配合したバイオマスプラスチック素材に切り替える。石油由来の素材を減らし、プラスチック使用量を削減する。プラスチック製品の規制が強まるなか、コンビニ主力商品の環境対応の強化で、消費財の脱石油素材の動きが広がりそうだ。
2019年6月24日 日経新聞記事より
中国や東南アジア諸国がプラスチック廃棄物の輸入を禁止したことで、日本国内でプラスチック廃棄物が処理できず滞留してしまっているという大問題に対し、大手はいろんな対策を講じています。この記事はほんの一例。
プラスチック廃棄物は社会問題。企業も、国も真剣に取り組むべき問題です。で、気になるのが新しい消費税の軽減税率。お店で食べたら10%でテイクアウトだと8%ってどうなんでしょう。
テイクアウトできないお店なら迷うことありませんけど、テイクアウトも可能だとねぇ。テイクアウトしたくなりますよね。厄介なのは、イートイン。レジで購入して、店のテーブルでいただくタイプの場合です。税の判断は、精算時の確認によります。なので、レジでテイクアウトと答えれば、そのあとは、お店のテーブルを使っても「気が変わった」と言ってしまえばそれまで。そんな人はいないだろうとは思うけど、絶対とは言えません。とにかく、店内の飲食なら不要な包装資材が増えるのは、間違い無いと思われます。
包装資材はほとんどの場合プラスティック容器やビニールの袋なので、問題の廃棄物を減らすべきときに、増やすような税制にならなければいいのですが…。余計な心配ですかねぇ。