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熊本城×特撮美術天守再現プロジェクト展 観てきました

特撮っていいですね〜。

作品自体の味わいもいいし、作る際の緻密な作業が想像できるのもいいし、いいもの見せてもらいました。

特に気に入ったのがこれ↓

熊本の天気予報で流れる風景で、県民の心に焼き付いた画です。完璧に再現されているわけでは無いけど、すごく和むというか、懐かしいというか、可愛らしくて、見とれてしまう、味わいがある作品でした。これだけは、他県の人には伝わらない感動かもしれません。

そして、県民にとっては、熊本城=シンボル=復興中=熊本地震で、あの大惨事を思い出さずにはいられません。薄れかけたあの日の記憶が蘇ります。

あれから今日で1年と11ヶ月。作品を見ながら、地震の日の行動を振り返ってみましたが、あれだけの恐怖だったのに、すっかり忘れて思い出せない部分があったりします。徐々に風化するんですね。

私は、幸い何も失うことはなかったのですが、あの瞬間、死を意識し、周囲の惨状を見て、少なからず心にぽっかり穴が開いたような感覚はありました。

同時に、一度死んだと思えば、この先何があっても大丈夫かな?と言う、何の根拠もない自信のようなものも芽生えたような気がします。そして、それから前進する歩みを、熊本城の再建と重ね合わせているのは私だけではないような気がします。それだけ熊本城って何か心にあるふるさとなんでしょうね。まさにシンボルです。

今回、こんな形で熊本城を再現してくれた特撮チームにみなさんに感謝です。ウルトラマンとか仮面ライダーを作るだけの仕事じゃないんですね。再現によって人々に勇気を与える仕事でもあるんだなぁ。素敵な仕事に感じました。

私は詳しくありませんが、特撮ファンの方にとっては相当な方達かもしれませんね。ちなみに

いかがでしょう。きっとすごい面々なんでしょうね。

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